2005年01月27日

尻馬に乗って元・権力者をたたく

 少し前のことになるが、週刊文春の1/27号に「渡部絵美衝撃告白 私を弄んだ堤義明」という記事が出た。その新聞広告を見た時、「なんで、このタイミングで言い出すのだろう?」と思ったのは僕だけだろうか。

 実際の記事を読んでみれば、彼女が堤義明氏から「俺の女になればリンクの一つや二つはやるぞ!」と言われて、新宿プリンスホテルのベッドに押し倒されたことが、彼女の深い傷になっていたことはわかる。自分の権力とカネを持ってすれば、どんな女性でも自分の思い通りになると考えていただろう堤義明氏を弁護しようとも思わない。

 だが西武鉄道の虚偽記載問題で堤氏が経営から退き、世間からボコボコに西武グループ、堤家がたたかれている時になってレイプ未遂問題を持ち出したことに、いささかの違和感を感じるのだ。もし彼女が堤義明健在の時にこのことを告白したら、その勇気をたたえるのだが。

 NHKの海老沢勝二会長にしろ、ダイエー創業者の中内功氏にしろ、そして堤義明氏にしろ日本の経済界などの権力者が権力の座から離れた途端、転げ落ちるように転落してしまうのは、こうした日本人に「尻馬に乗って元・権力者をたたく」という傾向が強いからではないかとも思う。

 権力を持つ時にはお追従を言い、権力者でなくなった途端に、意趣返しをする。こうした行動を取る人は多い。その気持ちがわからないわけではないが、見ていて気持ちのいいものではない。

 そんなことを思っていた時に、高知県知事、橋本大二郎氏のブログで、野球の四国独立リーグを立ち上げた石毛宏典氏の話を読んだ(「去りゆくドンたち」)。
 橋本氏は次のように書いている。

 堤さんの際立ったワンマンぶりは、2人の共通の思い出ですが、石毛さんが、鈴木宗男元議員を最後まで支えた、松山千春さんのことをあげて、「世話になった人たちが、手のひらを返すようなことをするのは見苦しい。こういう時こそ、誰か堤さんを守る人が、出てこないものでしょうか」と言われたのが、ある種スポーツマンらしくて新鮮でした。


 僕は堤義明は個人的に好きではないが、今の時点でこう言い切れる石毛氏は男らしいと思う。
posted by KH at 23:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まったくの同感です。辛い事があったって、絶対恩恵を受けていた人は沢山いると思うし、自分のことを棚にあげて嫉妬にトチ狂った人がリークしているとしか思えません。それをネタにする新潮社もどうかと思いますけど。
Posted by まさりん at 2005年01月28日 13:14
加護ちゃんという人が、モーニング娘に居たことくらいはわかります。
Posted by 矢口真里 離婚 at 2013年06月16日 09:07
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