2005年03月22日

チャンピオンズリーグが示す3-5-2(3-4-1-2)システムの劣勢

 今日、RSSリーダー(headlinereader)を使って、ニュースサイトやらブログやらを巡回していたら、杉山茂樹がgooのNumberWebにチャンピオンズリーグを例にとって、4-2-3-1や4-3-3のサイド攻撃重視のシステムの興隆が、3-5-2(3-4-1-2)のシステムを激減させたことをやかりやすく書いていた。
[チャンピオンズリーグの真髄] [第12回]『3-4-1-2』の不在

(前略)
 4-2-3-1以上にサイド攻撃を重視する4-1-4-1的な4-3-3が、さらに増えていけば、3-4-1-2の居場所はもっと失われる。今季のチャンピオンズリーグは、その傾向を示唆している。

 我々の身近で、3-4-1-2といえば、日本代表になる。次戦の相手はイラン。布陣は4-2-3-1だ。チャンピオンズリーグの歴史は、イラン有利を予想する。戦力が互角ならば、噛み合わせの良さでイランが優勢。4-3-3の台頭を欧州で確認した後だけに、いっそう不安になる。両サイドを攻められ、5バック状態になり、攻撃はロングボールが主体。しかし、バックラインとトップが離れすぎているので、必然FW人へのサポートは薄い。シェフチェンコやエトーがいればそれでも何とかしてくれそうだが……。

 チャンピオンズリーグの8強の中に「3-4-1-2」は1つも存在しない。それはなぜか。日本でチャンピオンズリーグを最も見る必要がある人物は、ジーコ監督であると僕は確信する。

 昨日のエントリー(「場当たり的なジーコの4バック」)で僕が書いていたこととほぼ主張は同じだけれど、さすがに現場を数多く見ている杉山氏だけあって、より説得力がある。

 日本代表とは直接関係ないが、チャンピオンズリーグのバルセロナ対チェルシーで、チェルシーがもしロッベン不在でなければ、より攻撃的になり、それ故にバルサに打ち負かされたかもしれないという主張は、なるほどと思った。
 チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦、バルサ対チェルシー戦に、もしロッベンが出場していれば、4-3-3対4-3-3は実現していた。チェルシーは手堅いカウンターアタック戦法をとらず、正攻法でバルサに立ち向かっていったと思われる。そしたら結果はどう転んでいただろうか。バルサが打ち勝ったようなに思えてならない。チェルシーはロッベンという看板不在が、むしろ功を奏した。弱者の論理に則れたことが幸いした。

 そうだよなあ。結果的にはバルセロナはチェルシーのカウンターにしてやられてしまったのだ。チェルシーは2戦目に4点を取ったが、4点目、テリーのヘディングを除いた3点がカウンターからのものだったからな……。

 それにしても、ウェブ上で雑誌「Number」の掲載コラムの一部や、この「チャンピオンズリーグの真髄」のような雑誌未掲載のコラムが読めるのは嬉しい。gooはRSSの配信もしているので、RSSリーダーを使ってブログやニュースサイトの巡回をしている人はぜひ、登録してみてください。
posted by KH at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー・スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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